細胞・・
生物体を構成する形態上・機能上の基本単位。
万能・・
すべてに効力があること。
あらゆることにすぐれていること。
なんでもできること。
ふたつの単語が組み合わさった時、
指される意味は、
「なんにでもなれる細胞」
ってところでしょうか。
「iPS細胞」というものがずっと研究されていたのは
何かのドキュメンタリー番組で知っていました。
iPS細胞・・・
さまざまな細胞になる能力を持たせた多能性幹細胞
これが遂に、ヒトの細胞で
作ることが出来てしまったみたいです。
これは、脊髄損傷等にあげられる細胞移植治療の
実現に大きく近づいた事を意味します。
研究者の間では早くも、「ヒトiPS細胞」の実用化を目指して
先陣をきろうと必死のようです。
万能というだけあって、恐ろしいほどの万能で、
この細胞を培養すると、神経や筋肉組織などのほか、
鼓動する心筋細胞や、腸管様組織にもなり変わるとの事。
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クローン羊が話題になった頃、
少しだけ冗談の意味も込めて、
「クローン人間も作れるかも」
なんて、話を皆していましたよね?
今回は、レベルが違うと思いません?
リアルにヒトが作れる。
よその国は国家レベルで研究へ投資していますが、
本当に医療分野だけで活用するんですかね。
あ、別にそんな限定は誰もしていないのか。
じゃあ、いつかは誰かがヒトを作りますね。
間違いなく。
人の皮膚から「万能細胞」 京大グループら作成成功
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071121-00000000-kyt-l26PR