2006年で把握された「いじめ」が12万5000件だそうです。
前年度と比較すると実に6倍!
いじめが原因と思われる自殺者は6名・・。
これまで、多数問題のあがった、
「実際のいじめ件数」と「認知されているいじめ件数」が
イコールではなかったため、「いじめの定義」を広げたところ
今回の数値がでたようです。
重箱の隅をつつく言い方かもしれませんが、
「定義を広げた」のではなく
「定義をまともにした」って事ですよね。
これまで、いじめの認定をすると教師や校長の立場が揺らぐ可能性があった為、
特に自殺の場合、学校側が決して認めない状況がありました。
ワイドショーを始め、挙って一方的に学校側の問題とする動きが多く、
いわゆる「
モンスターペアレント」の増加に繋がった事もひとつの事実でしょう。
大事なのは、この6倍に膨れ上がった数値を見て、
国が、自治体が、学校が、そして親と子が、何を考えてどう対策するか。
いじめを0にする秘策は日本にも、世界にも無い。
でも、家庭には、その秘策があるんじゃないかなって
僅かな希望を持っていたりします。
理想論?
いじめ認知12万5千件=定義広げ6倍、自殺6人-06年度問題行動調査・文科省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071115-00000096-jij-polPR