「鹿児島県議選選挙違反事件」
これは、文字の示すとおりの選挙違反をした事件ではなく、
選挙違反したとして無理やり13人を犯罪者に仕立て上げようとした、
冤罪事件のことをいいます。
2003年4月の鹿児島県議選に曽於郡区から立候補し
初当選した中山信一元県議(61)ら
13被告(1人は死亡し公訴棄却)が、計191万円を授受したとして
公選法違反(買収、被買収)罪で起訴されました。
しかし、これは全てが警察の「でっち上げ」。
積極的にテレビ番組もこの問題を取り上げ、今年の3月、
生存している12人全員の無罪が確定しました。
12人の中には、
拘置が半年も続き、取調べの心労からか、
持病が悪化し入院した人もいらっしゃいます。
もちろん、犯罪者として逮捕されているため、
社会的地位も失墜したことでしょう。
無罪が確定した現在も、悪夢にうなされると聞きます。
そんな冤罪を本当の罪に仕立て上げようとした張本人、
元鹿児島県警警部補、浜田隆広被告(45)
彼は、
踏み字に対して無罪を主張しています。
踏み字とは、取調べの中、
家族の名前や、家族からのメッセージに見立てた字を
冤罪被害者に無理やり踏ませた行為を指します。
浜田被告は
「不快な思いをさせたことは反省している」
としながらも、
「陵辱、加虐の行為は構成せず、違法性はない」
と主張しています。
"家族からのメッセージに見立てた字"の一例として、
父親の名で
「お前をこんな人間に育てた覚えはない」
これを踏ませる行為に違法性がない?
務員職権らん用罪に当たる程度で、
同罪は時効が成立している?
じゃあこの件で重い罪になれば、彼は言うんですかね?
「これは冤罪だ!」
元警部補が起訴事実否認し無罪主張
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071122-00000041-mai-sociPR